ゲネプロ

kiotama2006-08-19


今日は、AKB48で、私が感じてきた嫌な事をサラっと書きます。tgskブログでいい機会がもらえたので。


今日はAKB48チームAの3rdステージのゲネプロの日だ。なんでゲネプロって言うか知らないけど、ようは公開リハーサルみたいなもののこと。
ちなみに私は、ガチャガチャは数回やっただけなので、ゲネプロを観にいく券はゲットしていないので、当然ゲネプロは観にいけません。というか、ゲネプロのために必死こいて1回300円のガチャガチャ何回もできるかよ!www


で、tgskブログによると…、
 
本日は最前センターは先日お亡くなりになられた福原様(ライダーさん)の為のお席を空けてございます。
劇場オープン当初よりあたたかくメンバーを応援して下さっていた福原様が入院され、容態があまり良くないということをお聞きし、AKB48劇場として何か出来ることはないか?ということで、早く良くなってまた福原様に劇場へ来ていただきたいという願いを込めて、3rd stage の最前センターのご招待券を病院に持って行きました。
福原様の応援していた渡邊と駒谷も 「早くよくなってまた応援しに来てください!!」 とお見舞いのメッセージをMDに録音して病院のベッドに持っていきましたが、僕達の願いも大変残念なことに叶いませんでした。
今は天国であたたかく劇場を見守っていらっしゃる福原様に、成長したメンバーの晴れ舞台をどうしても見ていただきたいと思いますので、皆様のご理解をいただけますよう、そして、一緒に福原様のご冥福をお祈りして戴ければ幸いです。

 
 
 
だそうだ。
 
さて、今年の4月4日から新参のAKBヲタになった私は、ライダーさんという人を知りません。というか、他のヲタに興味がないので、Kヲタについても全然知りませんがw
 
風の噂で聞いたところによると、初期からの古参ヲタで、体調を崩しそれでも劇場に足を運び、ついに入院するほどになり、そのまま亡くなられたということ。
上の話が本当かどうかは知らないけど、体調悪くても劇場に訪れて、より体調崩して死んだとしても、それは彼本人が自分で選択した人生だしなぁ。後悔してないだろう。
で、その人のために今回のゲネプロの最前センター席を確保したということ。
 
彼の応援していたチームAの公開リハを観てもらおうという。
 
とてもいい話ですよね。素晴らしい美談だと思います。結構本気でw
 
ただ、こういうことをやるのは構わないと思うけど、コッソリとやればいいんでないの? わざわざ公式ブログに書いてお涙アピールする必要がどこにあるわけ? と思うのが俺クオリティ。とくに公式ブログを読んでいる人間の大部分は「ライダーさんって誰?」って感じだろうし。
 
チームAの女の子たちに、「今日はライダーさんの遺影を置いておくよ、彼も観てるから、彼に恥ずかしくないように頑張れ!」って、リハ前に言うだけで十分だと思うんだけどなぁ。ヲタへアピールする理由がマジ解からない。
 
だからと言って別に「ライダーさんの1席分、他のヲタが座れるじゃん。死人にわざわざ席とるなよ!」ということを言っているわけでないです。そこまで心の狭い人間ではありませんw
 
 
 
何が言いたいかというと、経営者としてヲタは並列で見なくちゃいけないだろうと思うわけなんです。少なくとも見える部分、表立った部分では。古参だろうと、新参だろうと並列でね。
例えば、チームK発足初期から応援してきた私が、公演に足を運んだことが原因で死んだら、チームKの公開リハで最前センターに遺影を置いてくれるのかと。まあ、私個人としてはそんなことしてもらいたくもないですが。そしてもちろん、劇場側がそんなことする訳もない。それが当然だと思う。
また、ひょっとして、この夏のチケ購入の並びで、暑さで死人が出たかもしれない、じゃあそのヲタに対してそういうことをしたのか? おそらくしないだろう。
それができないなら、ライダーさんにも表立ってそういうことをするのはどうなのだろうか? と言うこと。
 
こうやって、経営側が新参と古参を差別化していることは、あまり褒められたことではないと思うんだよね。それが例え「死」であっても。
特に「死」というのは、人の思考を停止させてしまうことだから…。 
 
 
 
ただ、私にはライダー氏の冥福は祈ることができない…。
彼の顔も人格も知らない、顔見知りでもない私なんかが、彼の冥福を祈るのは逆におこがましいだけだと思うから。何を想像しながら祈ればいいのかがわからない。
 
 
 

さて、AKB48を観てきて嫌だったことの話に戻すと… 
一番目に付いて嫌なのが、本芸やtgsk氏が、劇場のカフェ内などでヲタと親しげに会話をしていること。
 
別に私個人は、公演を観るために劇場に行っているわけだから、彼らと話すことなんてないし、話したいとも思わないが、ヲタが「ヲタの対象となるものを管理している側の人間」と話しているのを目の当たりにするのは、あまり気持ちいいものではない。この件に関しては、狭量と言われても仕方ないかなw
 
経営者や劇場管理の立場の人は、ここは強く線引きをしなくちゃいけないと思う。