ウルフガイ

 
たとえテレビゲームという存在がこの世から消え去ったとしても、
たとえハロプロという存在がこの世から消え去ったとしても、
たとえAKB48という存在がこの世から消え去ったとしても……、
 
平気で生きていくことができるのですが、
 
 
この世から漫画という存在が消え去ったら、きっと生きていくことができません。id:kiotamaです。
 
 
そんなこんなわけで、今日はAKB48から離れて、最近買った漫画のことをつらつらと。なっつみぃ大好き!
 
 
みなさん、『エイトマン』って知っていますか?
あの新幹線より早く走る主題歌が懐かしいかと思いますが、ボクも全然その世代の子供じゃありません。その原作者は平井和正という人なのですが、この人の原作小説は他に『幻魔大戦』シリーズもありますね。ほかに有名なのが『ウルフガイ』シリーズ。
それが、1年くらい前にコミカライズされていたようです。全然知らんかった。
高校生の頃に、『ウルフガイ』シリーズの『犬神明』という小説を読んだのですが(全10巻くらいかな?)、当時かなり面白かった記憶があります。もう、ストーリーとかまったく覚えていませんがww
 
 
その少年は
ほっそりと痩せすぎの体躯を持っていた
しかし、ひ弱な感じがしないのは
一種独特の野性味をおびた精気を発散しているからだ…
それは若い野獣の精気だった
 
 

 
現在、2巻まで出ているのですが、これがスゴイ。なにがスゴイのかと言うと、普通小説をコミカライズするとスゲーつまらなくなるのが大部分というか9割8分なのですが、原作並みに…以上に面白い。これはスゴイことだと思うのですよ。『銀河英雄伝説』も『バンパイアハンターD』もコミックになると超糞だったのになぁ。
 
というのも、小説1冊分の内容をコミックにすると、どう考えても5巻から10巻くらいの分量は必要だと思うのです。でも、大抵のコミカライズ作品は小説1冊分をコミック1冊分で賄おうとする。だから、薄っぺらな内容になって、面白くないんですよね。原作読んでない人には、なんのことか分からずに話が進む。
 
この『ウルフガイ』のコミック作品は、小説1冊分をコミック何冊分もかけて描く気マンマンなので、読んでいて分かりやすいのです。原作の面白さが伝わってきますね。原作の内容まったく覚えてないけどwww
 
あと、脚本の田畑由秋氏と作監余湖裕輝氏と作画の泉谷あゆみ氏がいい。脚本担当と作監担当は、『アクメツ』のタッグですね。
アクメツ 18 (少年チャンピオン・コミックス)

アクメツ 18 (少年チャンピオン・コミックス)

これが、世界観とスゲー合ってるのですよ。もうね、スバラシイ。この『アクメツ』の2人に、『ウルフガイ』を描かせようとした担当編集さんの脳内シナプスにありがとうを言いたい。
というわけで、久々に背筋がゾクゾクした漫画の話。
 
 
ちなみに、一緒に買ったほかの漫画は…
 
ボクを包む月の光「ぼく地球」次世代編 5 (花とゆめCOMICS)

ボクを包む月の光「ぼく地球」次世代編 5 (花とゆめCOMICS)

『ぼく地球(ぼくたま)』の続編ですね。『ぼく地球』はあんなに面白かったのに、なんでこんなにつまらなくなるんだろうか…。『ぼくの地球を守って』『未来のうてな』『宇宙なボクら!』『GLOBAL GARDEN』ときて、今回のだけど、次作になるたびに面白くなくなっていくorz
 
 
あとは…
PEACE MAKER 1 (ヤングジャンプコミックス)

PEACE MAKER 1 (ヤングジャンプコミックス)

これ。やっぱり皆川亮二の漫画は面白いなぁ。ボクが中学生のころに『スプリガン』を読んでいたから、そろそろこの人も20年プレイヤーかぁ。って、ボクが中学になってから、もうじき20年が経つのかよ…。その方がビックリだよorz
 
 
こんなものかな。
もう本棚に漫画が収まりきらなくなって、押入れや机の脇に漫画を積み上げて1年。新しい本棚を購入して、昨日の夜、夜なべして組み立てたので、こんな日記を書きたくなったわけです。昔はこのブログでも、漫画のことをよく書いていたんだけどね。ちなみに新しい本棚は500冊くらい収納できるのですが、すでに満タンですorz もう1セット本棚を買うのもなぁ。床が抜けそうです。蔵書が、ここにあるだけで1000冊超えたかなぁ。実家においてある数を足すと…、もう訳わかんねw
 
 
日本の漫画って本当にすばらしい。
 
 
ところで、『娘。物語』があったんだから、誰か『AKB48物語』を描いてくださいよ。面白そうなエピソードがいっぱいあるので、結構面白くなりそうな気がするんですが…。(←今日はコレが言いたかっただけw